４３- 世代交代 ページ29
貴方side
無惨「私から離れるだと…？そんなことが許されると思っているのか」
『え？うん』
無惨「帰ってこないうちに随分生意気になったな」
『だっる。娘が朝帰りしたときの父親じゃん』
翌日、私は無限城へ戻り無惨に鬼殺隊に入ったことを説明した。
鬼殺隊に入ったこと怒るかなーとか思ってたけど、意外にもそういう動作はなくて、逆に私が自分の元から離れるのを気にしているような感じだ。
無惨「ここを出てどこへ行く気だ」
『産屋敷のとこだけど？』
無惨「何？つくづくふざけた女だな。あれほど産屋敷には近づくなと言ったはずだ」
無惨氏、産屋敷の名前を出した途端におこですよ。はいはいワロタワロタ。()
無惨「あと、その汚らわしい鴉はなんだ」
と、無惨は私の肩にとまっていた羅刹を睨みながら聞いてきた。
羅刹「オ前コソ誰ダ！Aニ近付クンジャネェ！」
『喧嘩売るなよ、面倒臭くなるだろ』
羅刹「ウルセェ！ツツカレテェノカ！」
『おーいお前の主だぞーーーつつこうとすなーーー』
よく見ろ無惨。
ここに私より生意気な鴉がいるだろ。
.
無惨「……………鬼殺隊に入ったと言ったな」
困ったように溜め息をつく無惨。
だが、何故か表情は柔らかかった。
無惨「A。私はお前を愛しているんだ」
『…………は、？』
あい、してる…？
混乱する私を気にもとめず、無惨は話を続けた。
無惨「私の第一は、自分の命とお前の命だ。だから、お前がいる鬼殺隊になど手は出したくない」
『……つまり、無惨が直接的に動くことはないってこと？』
無惨「そうだ。ここを出るのも許そう。お前には何を言っても効き目がないからな」
それは合ってる。最初から全然聞いてなかったもん。
無惨「だが、度々顔を見せに来い。」
そう言って、無惨はそっぽを向いた。
きゃわちいやん。
『寂しいんか』
無惨「黙れ」
もー、素直じゃないんだから♡
.
『私、一応乱闘になるかもと思って備えてきたんだよ』
無惨「私はそんな戦闘狂ではない」
『逆にこの世に戦闘狂とかいるのかな？』
無惨「自分のことだろう」
ちゃんとツッコミながらも、優しく笑ってくれる無惨に釣られて笑みが零れる。
無惨は本当に私に甘い。
.
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レイレイン - 高杉だッッ…！！！！！の所が好きです！私、中の人ネタ好きなんですよwww (2021年4月6日 20時) (
レス) id: 5a04a92c31 (このIDを非表示/違反報告)
土方雷羅(偽名) - あー！続き気になるぅ！ (2020年12月22日 17時) (レス) id: e501354a5d (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ちらちゃんさん» あ、占いツクールですか？来れたら教えてね！ (2020年12月18日 6時) (レス) id: 02e747571d (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» すみません、見たいんですけどウェブ利用制限がかかっているので、後ほどPCのほうで見たいと思います！申し訳ないです(；＿；) (2020年12月17日 22時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 以前言っていた今手をつけている設定欄書き終えました!来てみて下さい! (2020年12月17日 21時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2020年5月24日 0時
