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貴方side
『あの、現場に橋屋という男がいませんでしたか?!』
コナン「えっと、橋屋さんならたしか……」
橋屋「あ、先生!無事でしたか!」
『はしや〜〜〜〜!!!』
わざわざ近くまで来てくれた橋屋の腰元を抱き締める。
かつてここまで橋屋を恋しく思ったことがあっただろうか。
否、ない。失礼極まりない橋屋を?ないない。
『橋屋、今までどこにいたの?!』
橋屋「実は、腹壊してずっとトイレにいて……」
『えぇ、何してんの……』
こいつ、人が死にかけてる時に大きい方をしてたのか…
コナン「でも、橋屋さんが警察に連絡してくれたんだよ!」
『え、そうなの?』
橋屋「はい!ナイス判断でしたよね、トイレ!」
『ごめん何とも言えない……』
なんだよトイレがナイス判断って……
高木「えーーーーっと……
失礼ですが、お二人のご関係は一体…?」
『あ、すみません。ただの仕事仲間です』
高木「あぁ、そうでしたか!」
コナン「お姉さん、何のお仕事してるのー?」
コナンくんがきょとんと首を傾げて、
上目遣いで聞いてきた。
『……………秘密、かなぁ』
コナン「えー?どうしてー?
もしかして、人に言えないようなお仕事なのかな?」
瞬間、高木刑事の目が鋭くなる。
おいやめろ。なんだその目。
たしかに、あんまり人には言いたくないけどさ……
ぱちり、コナンくんの大きな目と視線が交わる。
………どうせ、知らないでしょ。
私達、こっちの世界の人間じゃないし。
『…………小説家だよ』
コナン「え、………小説家…?」
『うん。私、白樺精寿っていう小説家』
コナン「……………………えぇぇぇぇ!!?」
高木「ぅえぇぇぇぇえ!!?」
橋屋「んえぇぇぇぇぇぇ!!?」
『なんで橋屋まで驚いてんの』
橋屋「いや、初めて自分から言ったから…!」
良かったんですか?!と目を見開いて聞かれる。
良かったも何も、
私のことなんか知らないと思って言ったからね。
まぁ、見事に的外れだったけど。
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シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています。続き気になります🥰 (2023年4月28日 14時) (レス) @page45 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - いいところで更新が、、、、続きますか? (2022年5月6日 21時) (レス) @page45 id: 5b53c5bf5f (このIDを非表示/違反報告)
グエグエ(プロフ) - なんていい所で更新停止しているんだ!!続き楽しみにしてます!!! (2022年4月17日 22時) (レス) @page45 id: 403aa74004 (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - えっジンさんだったりしない?だとしたら惚れるんだけど…? (2022年3月23日 18時) (レス) @page45 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
蓮城(プロフ) - ぱぱん?赤井さん??続きが楽しみすぎます!!待ってます (2022年1月21日 14時) (レス) id: b9a8db3308 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちらちゃん | 作成日時:2021年6月8日 0時