episode54 ページ8
Aside
時刻は午後4時。
あの後水族館だけじゃなくて、近辺の色々なお店や施設を回った。
みんなで色違いのストラップや、ふざけて面白いTシャツを買ったりした。
特にンダホはそのTシャツを気に入っていて、二、三枚くらいかな、買っていたと思う。
今は地元の駅。
A「はー、楽しかった！
…色々回りすぎてちょっと疲れたけどね。」
シ「回りたいって言ったのAじゃん。」
A「うん、そうだけど…
しばらく運動してなかったから鈍っちゃったみたい。」
シ「運動不足、かー。あ、じゃあ今度アスレチックでも行く？」
A「良いね！行きたい！」
モ「俺も！最近アスレチック、めっきり行かなくなったからね〜。」
A「どうして？」
モ「まぁ、受験に向けて勉強重視で行こうって事で最近は遊びは控えてるからね。」
A「う、受験……
確かに、ね。あはは、私も勉強しなきゃなぁ…」
受験勉強。あまり耳に入れたくない言葉だが避けて通れない鬼門である。
みんなと同じ高校行けるかなぁ…って正直不安だ。
何故ならあまり勉強が得意ではないので、勉強会をやったりしてもあまり変わらなかった。
…夏にあった勉強会は、勉強と言うよりは私の家でのホームパーティに近しかったのかもしれないけど。
モ「あ、俺家こっちだから。じゃあね〜！」
A「うん！バイバイー！」
シ「じゃあなー、モトキ！」
モトキと別れた。
既に他の五人とは別れているため、シルクと二人になった。
しばらく歩いているとシルクの足が止まった。
シ「はぁ、やっとか。」
A「ん？どうかした？」
シ「やっと静かになったからさ。
…これ。あげる。」
A「え！良いの？かわいい…」
私の手には赤色のハートのキーホルダーが渡された。あれだ、二つ合わせると綺麗なハートになるってやつ。
シルクの片手にも、同じものが握られていた。
シ「そう言うの好きかなって。
他の奴らが居るとこじゃ、なんか言い出しにくくてさ。」
A「うん、好きだよ。嬉しい、ありがとう！」
シ「なら良かった〜。」
もらったキーホルダーを早速リュックに付けた。
その後はシルクと分かれ、家に帰った。
.
A「…今日、色々あったなぁ……」
今日の出来事を思い出した。楽しかったし、何より全員で遊べた事が嬉しかった。
また全員で遊べたら良いな。
＊
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こた - 全員分のルートがあるのでしょうか？更新頑張ってください！ (2019年9月18日 0時) (
レス) id: 6209d012cf (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - 〈シルクルート〉ってことは…？！まさか？！最後にちょっと不機嫌だったあの方ルートも？！…勝手に想像すみません笑 (2019年9月5日 22時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
www - 更新待ってマース。 (2019年8月26日 8時) (レス) id: bb2f701b11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小鳥遊未來 | 作成日時：2019年6月24日 10時
