episode50 ページ4
Aside
ピーンポーン…
A「あ、はい！…ってなんだ、シルクか」
シ「なんだ、って何なんだよw あ、他のみんなはもう駅着いたみたいだから。
迎えにきた、ってワケ。」
A「そうなんだ、急いで行かなきゃ…
ちょっとリュック取ってくるから待ってて！」
今日は待ちに待った水族館に出かける日。
私は家が駅に近いので、余裕を持って準備していたところ予想よりも遥かに早くみんなが駅に着いたとの事。
いつもなら寝坊したり遅れるンダホも今日は張り切って予定時刻前に集合したらしい。
リュックを持って、鏡で服装を整え玄関を開けた。
シ「さ、行くぞ！」
A「うん、行こ！！」
シルクに腕を引っ張られて、アパートの階段を降りた。
シ「…あ、そうだ。時間ねぇからさ、わざわざ裏まで回って自転車取りに行くの面倒でしょ？
だから後ろ乗る？」
A「そうだね、そうする！」
確かに私の住んでいるアパートは裏に駐輪場があり、回って取りに行くにはちょっと面倒かな、と。なのでシルクの自転車の後ろに乗らせてもらう事にした。
シ「んじゃ、走るから落ちないようになー。」
A「おっけー！ありがと！」
よっしゃ、行くぞ！と言った瞬間シルクは自転車を走らせた。
結構速くて掴まっていなければグラつくくらいだった。
でも秋風が気持ちいい。
あっという間に駅に着いた。
駅前の交差点。運悪く、突っ切ろうとした瞬間赤に変わってしまった。
A「わー、あとちょっとだったのに。」
シ「運悪ッ！…あ、あいつら見えてきた。」
A「え、どこどこ？」
シルクが指を指す先には、駅のベンチで休憩している六人を見つけた。
あっちも私たちに気付いているようで、道路越しに手を振っていた。
信号が変わった。
先程とは違い緩やかな漕ぎで自転車を進めたシルクは、みんながいるベンチ付近で自転車を止めた。
ン「Aおはよー！」
A「ンダホ！おはよ！久しぶり〜！」
しばらくの間会っていなかったンダホとハイタッチをして、その後他の六人とも雑談をして駅へと足を運んだ。
水族館がある方面の電車を調べて切符を買い、無事全員改札を通った。
階段でホームへ登った。
電車が来るまであと10分。
＊
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こた - 全員分のルートがあるのでしょうか？更新頑張ってください！ (2019年9月18日 0時) (
レス) id: 6209d012cf (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - 〈シルクルート〉ってことは…？！まさか？！最後にちょっと不機嫌だったあの方ルートも？！…勝手に想像すみません笑 (2019年9月5日 22時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
www - 更新待ってマース。 (2019年8月26日 8時) (レス) id: bb2f701b11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小鳥遊未來 | 作成日時：2019年6月24日 10時
