episode68↓ ページ22
Aside
A「朝の事かな？」
ぺ「さぁ？でも、負のオーラが見えたような気がする…」
A「そうなんだ… 何も無いと良いけど」
一瞬ドキッとした。まさかサプライズが勘付かれているのではないか…と。
バレないでほしいな、と小さく祈り、その後ぺけと別れて家へと向かった。
＊
マサイside
朝日が眩しい。
朝イチで教室へと向かった。昨日なんとなく眠れなくて、結局早めに起きてしまい学校へと向かうとまだ誰も教室にいなかった。
窓際の席から、朝練をしているバスケ部を見ていた。
…そういえば、Aと初めて会った時って…シルクがバスケに誘って、一緒に遊んでそれから仲良くなったような。
A、あの時はまだ男みたいだったな、と心の中で思う。
A「…誰が男みたい だって？」
マ「！？A…(口に出てたのか)」
A「まぁ確かにちょっと前まで男っぽかったけど。一人だったからせっかく私が来たのに。もう行こっかな。」
マ「…ちょっと待って」
A「どうかした？」
じんわりと手汗が滲むのが分かる。
目線を外して、こう問いかけた。
マ「Aってさ、シルクの事好きなんだろ？…前から思ってたんだよ。
この前の昼休みもさ、仲よさそうにくっ付いてたじゃん。」
A「う、うん……？」
マ「そう、何だよな…？だからさ、俺応援するよ。二人ともお似合いだし！」
更に目線を外した。まともに見ると、眉間に皺が寄ってしまいそうだから。
恐る恐る返事を待った。
すると、Aはいつにも無いくらいに笑った。
A「ッ、ふふッ…あはははッ…！
ねぇ、それ本気で思ってる？ねぇ………あははッ…」
マ「んな… 俺は真面目に…」
A「ちょっと恥ずかしいけどさ、誰も居ないから。
私が好きなのはマサイだけだよ？」
マ「…うん、そうだよな…… ッ！！？ま、マジ？！」
A「本当だよ！もう言わないから…
明かすつもりは無かったんだけど…、最近シルクとよく話してたりするのはさ、計画してたんだよ。」
マ「計画、ってなんだよ…」
A「誕生日でしょ？もうすぐ…」
マ「あ、あぁ…」
全てを理解した。
つまり俺の予想は全て外れていた、そういう事だ。
＊
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こた - 全員分のルートがあるのでしょうか？更新頑張ってください！ (2019年9月18日 0時) (
レス) id: 6209d012cf (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - 〈シルクルート〉ってことは…？！まさか？！最後にちょっと不機嫌だったあの方ルートも？！…勝手に想像すみません笑 (2019年9月5日 22時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
www - 更新待ってマース。 (2019年8月26日 8時) (レス) id: bb2f701b11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小鳥遊未來 | 作成日時：2019年6月24日 10時
