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12. ページ14

Aside




早朝。
と言っても時刻はまだ日が昇らない午前四時半頃だ。

童磨が届けてくれた髪飾りを手に取り、鏡を見ながら髪を整え、髪飾りを着用した。
気温はまだ涼しかった。

縁側に座ると、朝特有の涼しげで心地良い風を感じる。


施設内からは声一つ聞こえない。
大体の信者は朝六時頃に起床するので、まだ就寝している。

…さぁ、私はこの施設に居られるのはあと一日…
いや、半日も無いだろう。


今日は運命の日だった。

討伐計画初日だ。


当然、初日で終わらせるつもりだけれど。
…というか上弦相手に何日もかかって挑む様では、ただいたずらにこちら側の体力が消えていくだけだ。

庭の木陰で軽く体を動かす。



軽く運動をしているうちに、朝日が昇って来た。
それと共に素早く隊服に着替え、羽織を羽織り愛用している刀を手に持つ。

そして誰にも姿を見られない様に、施設を去った。




A「……(上手くいくだろうか…)」



日が沈む頃に、数十人の隊士と蟲柱と合流する予定だ。

辺りは一面朝日に包まれていて、煌く日が昇ってる。…童磨はこの美しい朝日が見られないし、肌で感じられないのだな、と冒涜しながらとある場所へ向かった。




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雰囲気ピーマン!(プロフ) - 続きすんごい気になります…更新頑張ってください! (2020年3月12日 6時) (レス) id: 90d8910699 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小鳥遊未來 | 作成日時:2020年3月11日 23時

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