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43. ページ45

炭治郎side




どうする…どうする!!
俺とAで守りきれるのは一人二両として四両が限界だ、それ以上の安全は保障ができない…!!


炭「煉獄さん、善逸、伊之助ーーーっ!

寝てる場合じゃない!!起きてくれ頼む!!
禰豆子ーーーッ!!眠っている人たちを守るんだ!!」

A「た、炭治郎!列車の中から何か音が…」

炭「え、何処何処?…あ!」


ォオオオ ウォオオオ…

ドッ バキャッ!!


伊「ついて来やがれ子分共!!ウンガァアアア!!

…猪突猛進 伊之助様のお通りじゃアアア!!」

A「やった…!目覚めたんだ!」


炭「伊之助ーーーッ この汽車にはもう安全な所が無い!眠っている人たちを守るんだ!!
この汽車全体が鬼になってる!!

聞こえるか!!この汽車全体が鬼なんだ!!」

伊「ッ!!

…やはりな…俺の読み通りだったわけだ
俺が親分として申し分なかったというわけだ!!」

獣の呼吸 伍の牙

『狂い裂き』!!!


伊之助は乗客を守る姿勢になり、列車から生み出された鬼の体を斬っている。


A「わ、私たちも行こう!」

炭「…あぁ!A、俺は前方を守るから後方を守ってくれないか?」

A「了解。時間がない、急ごう!」


伊之助に続き俺とAも、先頭の方の車両を守る事にした。車内に到着した頃には、眠っている乗客に鬼の肉体が迫っていた。


A「ッ……再生が速いッ!!これじゃあいつまで経っても埒が明かないじゃない…ッ!?」

炭「Aッ!頑張るんだ!どんなに再生が速い鬼でも切り続けていれば必ず何処かに変化があるはずだ!!」

二人がかりで鬼の肉体を斬っていると、後方から落雷のような激しい音が耳を劈いた。
…状況が分からない…!

善逸と煉獄さんは起きたのか?…禰豆子は!?
正直、目の前の人たちを守るので精一杯だった。

それに善逸や煉獄さん、禰豆子の安否が分からない限りはAを含み連携を取る事が難しかった。


炭「(後ろの車両の乗客は無事だろうか…
…くそォ!!狭くて刀も振りづらい!!)」






.






?「うーん」




煉「うたた寝している間にこんな事態になっていようとは!!よもやよもやだ!

柱として不甲斐なし!!穴があったら入りたい!」

ドンッ ガコンッッ


A「な、何!!急に列車が…!?」

炭「何だ!?鬼の攻撃か…!?」


列車がガコン、と鈍い音を立てひしゃげて衝突する。
突然の事に戸惑っていると、後方から聞き覚えのある声が聞こえた。


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もん - とても面白いですっ!!魘夢君好きにはたまらないですね!? (2020年10月22日 17時) (レス) id: d3b3bddaab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小鳥遊未來 | 作成日時:2019年11月25日 21時

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