検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:167,946 hit

12. ページ14

Aside




炭「あ、おーい!A!善逸!無事だったか!」

伊「随分時間掛かってんからよぉ、もしかしたら って思ったぜ」

A「まぁ、ちょっと私が手こずっただけ。善逸が助けてくれたから大丈夫だった」

伊「?行きには久遠に泣き付いてたのにか?」

A「そ。すごく強かったよ、鬼の頸を斬ったのも善逸だし。」


善「はは… そんなに褒めるなよ!嬉しくなっちゃうじゃねぇか!」

炭「凄いぞ善逸!Aも頑張っていたんだろう?そんな気がするよ。
…ところで犠牲者は…居たのか?」

A「あ、それなんだけど… 男の子が一人倒れていて酷い怪我だけど、息はあった。
私の羽織を止血に使ったからきっと血は止まったと思うよ。」

炭「そうか… こっちは、鬼が二匹居たんだ。俺と伊之助で倒したんだけど、女の子が喰われそうで焦ったよ。」

善「その子は無事なの?」

炭「あぁ!確かその女の子は稀血で…

二匹の鬼に狙われていたんだけど、何とか伊之助と力を合わせたお陰で守れたよ!」

A「へぇ、炭治郎と伊之助、すごいね…」

伊「……あったりめぇだ!当たり前の事をしただけだ!権八郎!(←炭治郎)久遠!俺をほわほわさせんな!調子が狂うぜ!」

炭「あはは… ごめんって、伊之助」

A「はは…」

伊之助は褒めたり親切にするといつもこの調子だ。
そして伊之助は、実は私の名前だけ間違えないのだ。少し嬉しい。

騒いでいるうちに夜明けが訪れた。


朝方、町の町長に全ての鬼を討伐した事を伝え私たちは町を去った。
あれから町では誰も消えていないらしい。


三人と別れて自宅へ足を運んだ。




陰る森の中。

ザッ、ザッ、と足音が聞こえる。
…誰だ。


A「…何よ、誰も居ない…」

確かに足音はして居たのに。
近くの木陰を調べたのだが、誰もおらず動物の仕業でもないみたいだ。

…鬱陶しい、気持ち悪い。


自然と足は早まり、早々に森を抜け帰路に着いた。


13.→←11.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (97 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
146人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 鬼滅 , 魘夢
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

もん - とても面白いですっ!!魘夢君好きにはたまらないですね!? (2020年10月22日 17時) (レス) id: d3b3bddaab (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小鳥遊未來 | 作成日時:2019年11月25日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。