噂の七人組 ページ2
炭治郎side
「なぁ、炭治郎。お前知ってる?ここ最近さ、ある七人組が有名なんだって。」
七人組?
俺は禰豆子の髪を解くのを一旦止め、善逸の話に耳を傾ける。
「うーん……俺もよく分からないんだよね。だけど、イケメン6人が美少女を囲んでるのは知ってる!!!」
あぁまたか。
俺は善逸の悔しそうな顔を見て、少し遠い目をする。
我妻善逸。俺の同期で階級甲。
重度の女好きでイケメン嫌い。
自分の事を低評価するが、もっと自信をもって良いと思う。
「ねぇたんじろぉ〜!!!お前、知り合い多いんだからさぁ!!!その中に七人組いないのぉ?!」
善逸がジタバタと足を上下に振る。
畳が傷むから止めてくれ。
「はぁ……そもそもその七人組が誰か、俺は知らないんだ。特徴とか教えてくれないか?」
特徴とかも知らないのに教えてくれなんて無理な話だ。
「だから、俺も知らないんだよぉ!!!噂しかたってないから!!!俺はお前みたいに知り合い多くないんでね!!!聞けないんだよ!!」
「八つ当たりしないでくれ。俺も、その話は気になる。そうだっ!!宇髄さんに聞いたらどうなんだ?宇髄さんは噂やそういうのは良く知ってる方だろう?善逸、明日聞きに行ってくれ。」
そう言うと善逸はあからさまに顔を嫌そうに歪める。
「はぁ?!何で俺があんな、筋肉ダルマの所に行かないといけないの!?炭治郎が行けよ!!」
禰豆子の髪を解くのを再開して俺は、淡々と言う。
「俺は明日蝶屋敷に用事があるんだ。伊之助も山に行ったり、好きな所に行ってるだろう?一番暇になるのは明日用事が無い善逸だ。大丈夫だ!!善逸なら聞ける!!」
それを聞いて善逸は、そんなぁ〜!!!!と悲鳴をあげた。
18人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
亜果利(プロフ) - ぜひ続きが読みたいです! (2020年3月28日 7時) (レス) id: 02a5747a47 (このIDを非表示/違反報告)
mio - 更新頑張ってください!応援しています!! (2020年3月14日 14時) (レス) id: 2668335830 (このIDを非表示/違反報告)
ももりんご - kzがんばれ! すんごい面白いですね 更新楽しみにしてま〜す (2020年3月5日 11時) (レス) id: d051f51274 (このIDを非表示/違反報告)
龍星(プロフ) - 未胡成さん» 良いですよ!!一緒に語りましょう!!! (2020年2月18日 21時) (レス) id: db4b98a32c (このIDを非表示/違反報告)
未胡成(プロフ) - 龍星さん» 友達申請しても良いですか?鬼滅語りませんか? (2020年2月18日 21時) (レス) id: 1aec104bc7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:龍星 x他1人 | 作成日時:2020年2月7日 22時