心臓 ページ2
『ロー、いるんだろ？』
｢呼ばれてますよ、キャプテン｣
｢わかってる。なんだ？Aさん｣
ガチャと戸が開いてローが入ってきた
腫れた目のAはコラさんと手を繋いでいる
『助けてくれてありがとね』
｢いや、無事でよかった｣
『唾つけときゃ治るよ』
｢治らねえから安静にしておいてくれ…｣
あの頃と変わらない
大雑把だが繊細なこの人は爽やかな笑顔で笑う
｢あの…Aさん｣
『えっと、君は…』
おず…とローの後ろから出てきた帽子に可愛いものが着いてる彼
｢ペンギンです。さっきは、すみませんでした…キャプテンの恩人とは露知らず…｣
『いーのいーの、あたしこそごめんね。やばかったでしょ、顔。誰でもあんな風になるよ、気にするな』
Aはヒラヒラと手を振って笑った
さっきの恐ろしい顔はなくて、無邪気な少女だった
｢A、こらからどうするんだ？｣
『今は何も考えてないけど…まだそんときじゃないし』
｢｢｢｢キャプテン！｣｣｣｣
『わぁ』
｢Aさん、ハートの海賊団に入りませんか！｣
戸を壊して、ハートのクルー達が入ってきた
ローにもペンギンにもガッツリ睨まれた
"そん(の)とき"
妙に引っかかるこの言葉
ローは眉を寄せたが、クルーのおかげでそれはどこかへ飛んでしまった
｢直せよ｣
『あはは、ローがいいって言ってくれるなら入るけど』
｢ロー、俺もAといたい｣
｢｢｢｢｢キャプテン…！｣｣｣｣｣
いいでしょう？というような潤んだ瞳で言うものだから、ローも断れなかった
それに、Aが入ってくれるのは単純に嬉しかった
｢いい｣
『本当に！？いいって』
｢｢｢｢｢やったぁぁ！｣｣｣｣｣
『改めまして。ドラキュラ・D・Aです。Aって呼んでね』
｢Aと同じ場所に入れるのは久しぶりだな！なぁ
ロー！｣
｢っ、ああ…ようこそ、Aさん｣
ローは相変わらず色の悪い顔で微笑んだ
Aも釣られて穏やかな笑顔になった
コラさんだけがわははと笑っていた
｢じゃあ、新入りってことで宴でもどうだ！｣
｢わぁ、いいねぇ！それ！｣
｢キャプテンいい！？｣
｢ああ、好きにしろ｣
『ありがとう』
｢A、ガルチュー！｣
『あはは、ガルチュー！』
ベポは大きくてふわふわだった
｢ベポーAさんを潰すなよー｣
｢あ、ごめんね｣
『いいのよ』
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全裸マン(プロフ) - たろ。さん» 他のワンピースの作品と混同してしまってました(--;)申し訳ないです( ˊᵕˋ ;) (2023年2月26日 5時) (
レス) id: 1bbc787a9f (このIDを非表示/違反報告)
全裸マン(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます^^ (2023年2月26日 5時) (レス) id: 1bbc787a9f (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - ウルフ・D・〇〇ってわざと偽名使ってる感じですか？ (2022年4月5日 11時) (レス) @page3 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして！とっても素敵ですね！高評価しました！続編おめでとうございます！ (2021年9月6日 20時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽ | 作成日時：2021年9月6日 20時
