失ってから気づく

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A side









あれから壱馬さんと車まで一緒にいて、マネージャーさんの車に一緒に乗った。









マ ｢……A大丈夫？」




『え、？』




マ ｢壱馬から色々聞いてる。俺も気づけなくて悪かった。」




『……っ、い、いやいや、全然気にしてないです。』









壱馬さんがマネージャーさんにまで相談？というか話をしてくれていた事にびっくりした。





今だって、壱馬さんはずっと私の手を握っていて。


手を繋いでるだけで安心してしまっている私は、もうきっと、壱馬さんに溺れている。







改めて好きなんだなって思わされる。









『……すき、』





壱 ｢……っは、？」





『……っ！！え、っと、あの、』









え、っと、やらかした。


なんで言葉になんか出してんだっ、！



き、嫌われる、









壱 ｢……まーた変なこと考えてんの？」




『……っ、』




壱 ｢俺からまた今度言うから、今は待っといてな？」




『っ、！』









ニコニコしながらそういう壱馬さん。



ほんとにかっこいい、



……でも、私なんかが好きになっていい訳ない





だからといって、諦めるには時間が掛かるよ。









マ ｢……イチャつくなー、着いたぞ」




『あ、ありがとうございます。』




壱 ｢あざす」




マ ｢はいよ」









病院内に行くと、なぜかゆなさんが居て、相変わらず吉野さんの隣をキープしてた。









壱 ｢……なんであいつがいんだよ、」




『……私、もうRAMPAGEに入れないですか、ね、』




壱 ｢…Aっ、？」





『吉野さんやゆなさんが私が神谷さんを突き落としたって言ったら誰でも信じると思うんです。口だけだったり文字だけだったら、誰でも信じてしまいそうで』







壱 ｢少なくとも俺はAの事を信じてる。だから、そんな悲しい顔すんな。俺がいるって。」





『……っ、泣』









もう、ほんとに皆と居られないかもしれない。




また独りになっちゃう。





いつ壱馬さんが離れていってしまうのかもわかんない。









みんなと踊れる今を大事にしよう。









とにかく今は。神谷さんと話す時間が欲しいかな。









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しょへと海青、中々登場しなくてすいません。

これからたくさん登場する予定なので待っていただけると嬉しいです。

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