． ページ15
壱馬 side
壱 「おい、お前、なんで暴力なんて振るうんだよ！ふざけんなっ！！！マジでお前なんてランペにいらねーんだよ、消えろよっっっっ！」
『……すいません、消えますね』
…………っ、え？
おれ、今なんて…？
俺が放った言葉に、慎でさえびっくりしていた
さっきまで俺の目の前にいたAは既にいなくなっていて、改めて酷い言葉をぶつけた事がわかった。
俺がボーッとしている間に
陸さん、北人、樹が楽屋を出てAを追いかけていた。
リキヤさんに注意を受けた時
健さんに笑われた。
笑われた時にきっと少しだけほんの少しだけ、イラッとしたのは俺がまだ、まだ。Aの事を好きという感情が残っているんだと思う。
Aが消えますと言って少したった頃
俺もAが気になり、楽屋を出ようとした。
だが……
ゆ 「かずまさぁん」
壱 「なんすか」
正直言って俺はこのマネは嫌い
男に媚び売ってるようにしか思えん。
なんで。なんで、俺は、このマネが嫌いなのに、Aのこと信じなかった。
今更思ったって、俺がAに放った言葉は今のAにとっては、辛いことだったと思う。
見ないうちに、あいつはやつれた。
なのに、朝早くからトレーニングをしている所を最近よく見かけていた。
そう考えているうちに、陸さん達が帰ってきていた。
L 「A見つかった？」
陸 「…はいっ」
L 「そーか、良かった」
陸さん達が話していた。
この後Aを連れてご飯に行くと。
壱 「あの、陸さん、俺もご飯ついて行ったらだめですか？」
陸 「…え？」
北 「なに、壱馬来んの？あんな言葉Aに言っといて」
壱 「……っ、だから、それをAに直接謝りたい」
北 「ふっ、あは、考えがあめーよ、壱馬の名前出す度にA震えてんの知らねーの？」
壱 「………っ」
樹 「…北人さん、そこまで言わなくてm…」
北 「樹は黙ってろよ、」
陸 「北ちゃん、壱馬も連れてこ」
北 「え、でも壱馬は…！」
陸 「きっと話してくれる、あの日のこと。もしAが壱馬の顔見た時に震えるようだったら、帰ってもらうことになっちゃうけど、それでも壱馬はいい？」
壱 「……、ほんとは話したいっすけど、Aが拒否するんだったら俺は一旦身を引きます」
陸 「…うん、ありがと」
Aにしっかり謝れたら謝りたい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1470人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しょへざる(プロフ) - グランドマミーさん» もうほんとに壱馬言ってそうだったので書いちゃいました((殴 (2020年8月30日 23時) (
レス) id: acec14329f (このIDを非表示/違反報告)
グランドマミー - しょへざるさん» ちょ、まじ壱馬くんかっこよすぎです…ヤバいです…俺のことだけ考えといてとかヤバいです…更進頑張ってください!! (2020年8月30日 18時) (携帯から) (レス) id: af3b04e223 (このIDを非表示/違反報告)
しょへざる(プロフ) - アリエルさん» 申し訳ないです、！まだまだ続く予定で下書きにも海青としょへ出てるので待っていただけると嬉しいです。ほんとにすいません。 (2020年8月30日 12時) (レス) id: acec14329f (このIDを非表示/違反報告)
アリエル(プロフ) - しょへ、海青が余りでてないような… (2020年8月30日 5時) (レス) id: 95d7f2c87c (このIDを非表示/違反報告)
しょへざる(プロフ) - あやさん» ありがとうございます！ (2020年8月24日 0時) (レス) id: acec14329f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しょへざる | 作成日時：2020年8月14日 2時
