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___バレンタイン当日
久しぶりの学校
なんかこの正門も懐かしなあ
学校に居る事ができんのは、うちの体力のことを考えお昼だけになった
クラスメイトはもちろん丈たちにさえ、今日来ることは言っとらん
あ、梨帆は例外で。あの子には色々手伝ってもらなあかんかったからな
梨帆「A〜〜!!」
『梨帆♡』
梨帆「どや?ひさびさの学校!」
『変わらんけど...なんか安心する』
梨帆「クラスの人たちに、お昼教室に居るように言っといてたで」
『え?そこまでしたの??!』
どうやら、予想以上に梨帆は張り切っていたらしい
梨帆「あたりまえやん。みんなAに会いたがってたし」
梨帆「じゃあそろそろ行こか?肩貸すよ?」
『ありがと...』
ひさしぶりの学校
ひさしぶりの教室
ひさしぶりのクラスメイト
きっとここに来るのも、みんなに会えるのも
今日が最期なんかな。
そう思うと名残惜しくてたまらなかった
もっと色んな行事でたかったなぁ
授業も受けたかった
なんで、うちこんなことになったん
「ーーー!」
『は、!梨帆?』
梨帆「もー、なにぼーっと歩いてんのもう教室着いたで」
『ほんま?!』
梨帆「じゃあ私先入ってるね、みんなを煽ってくる」
そういって教室に入ってた梨帆
よし、今日で最期かもしれないから最後くらいはみなと笑顔でお別れしよう...!
梨帆「ほら、おいで」
『うん!』
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ふうか - めっちゃ良いお話!!!!更新頑張ってください! (2019年4月2日 12時) (レス) id: 20fb14c53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢乃 | 作成日時:2018年9月20日 4時