:story12 ページ13
夕方。
いつものように学校を終えた丈たちが
お見舞いに来る
私が唯一病気を忘れ
全てから解放されてめいいっぱい笑ってられる時間
だけど、いつまでこの時間が続くのかは
誰にもわからない
『ねぇ?丈?今日泊まってかない?』
藤原「え?泊まれんの?」
『ナースセンターに許可取れば』
藤原「じゃあ泊まるわ」
そういうなり部屋からでていった丈
『ふふっ相変わらずやなぁ』
梨帆「でもね、学校で丈めっちゃ静かなんやで」
『そっか…なぁ梨帆、まとくん、末』
3人「ん?」
『もしものことがあったら…
丈のことよろしくな?
あいつはうちがおらへんとダメやから……』
梨帆「A…」
林「A……」
そのとき部屋の中は静かになった
『丈がちゃんと結婚できるか見守っといてな?
結婚したらうちのお墓まで報告な??
まぁいつになるかわかんけどな?(笑)』
林「それ(笑)お前、丈に怒られるで(笑)」
『まぁ案外丈は優男やしかっこいいからすぐ結婚しそうやなぁ...』
丈が結婚...
ほんとはそんなこと考えたくなかった
いつまでもずっと...
うちの隣に居ってくれればええ。
でもそんな願いは叶わへんなんて
神様はイジワルやな。
てか、うちっていつからこんなに丈に
恋心を抱いとるんや?
158人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふうか - めっちゃ良いお話!!!!更新頑張ってください! (2019年4月2日 12時) (レス) id: 20fb14c53f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夢乃 | 作成日時:2018年9月20日 4時