冬のオオカミくんには騙されない (ページ16)

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【玲於×楓】

玲於と楓も少し滑ったあと、外のベンチに座った

玲「･･･寒いっすね笑」

楓「そうだね･･･笑、あ、敬語じゃなくていいよ！笑」

玲「そう？･･･分かった笑、てか、楓ちゃん普通にスケート上手だね」

楓「昔から家族でよく行ってたもんな～笑」

玲「そうなんだ、･･･はい、これ、楓ちゃんにあげます、」

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そう言って玲於はポケットから赤いブレスレットをとりだし、楓に見せた
楓はまさか自分にだと思っていなかったのか、すごい驚いた表情をした

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楓「えっ！わたしがもらっちゃっていいの？」

玲「まだ全然みんなと話してないから分かんないけど･･･、第一印象で楓ちゃんいいなって思ったんで･･･」

楓「うれしい･･･、ありがとう笑」

玲「、えーっと、これどうやってつけるんだ？」

楓「ここをこうして･･･、そう、ついた笑、ほんとにありがとう！玲於くん、」

玲「めっちゃありがとう言うじゃん･･･笑」

楓「素直な気持ちだよ！笑、玲於くんはオオカミくんじゃない？」

玲「違うよ笑、俺、嘘とかつけないから笑」

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【玲於→楓】

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松『玲於は楓ちゃんか～』

神『玲於かわいいっすねw』

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壱「あのー、そこのお姉さん？前にあまり進んでないようにみえるんですが･･･？笑」

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壱馬がからかうように声をかけ、その声に振り向いたのは、

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『･･･これでもアンナに教えてもらったはずなんですけどね･･･笑』

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アンナと別れ、1人で滑る練習をしていたAだった

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横『まあAちゃんだよねw』

松『これで違ったら壱馬のオオカミ説濃厚でしたよw』

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【壱馬×A】

壱「笑･･･、ほら、俺んとこまで滑ってきてみ？」

『･･･バカにされてる、』

壱「してへんよ笑、ほら、おいで」

『･･････よいしょっと笑、ほら～滑れた！笑』

壱「ふはっ、はい、よくできました～笑」

『やっぱバカにしてる！』

壱「はいはい笑、じゃ、もうちょっと一緒に滑らへん？」

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横『Aちゃん壱馬と話すときすごい楽しそうですよね』

松『友達みたいにならなきゃいいけどw』

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壱馬は手をひいて、Aをリードした
そして、休憩するために近くのベンチに腰掛けた

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壱「Aちゃんスケート苦手なん？笑」

『･･･スケート自体は好きなんだけどな、笑』

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