冬のオオカミくんには騙されない (ページ14)

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＊赤いブレスレット作戦ページ14

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pm3:00

メンバーはかしこまった服装から私服に着替え、とあるスケートリンク場にきた

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【赤いブレスレット作戦】
男子から第一印象の良い女子に赤いブレスレットを手渡す恒例のイベント

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スケート靴に履き替えたメンバーは、リンクの上に続々と入ってきた

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【A×アンナ】

『ちょ、まって、なんでアンナそんなスケート上手なの～･･･！』

ア「あははっ！Aちゃん全然前進んでないよ笑」

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颯爽と滑るアンナに対して、Aは形にはなってるものの、滑り方が分からずゆっくりとしか前へ進んでいなかった

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『前に友達と一緒に行ったことあるんだけどな･･･、おかしいな、』

ア「えっ笑、なのになんで笑」

『よし、絶対今日でうまくなって帰ってやる･･･、』

ア「ほら、わたしの手に捕まってください笑」

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そう言ってAは、アンナの手に捕まりながら必死に足を動かしていた

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横『なんであんな出来そうな感じ出してるのに出来ないんだろうねw』

松『おもしろい子ですね～w』

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【壱馬×乃々華】

スケートが初めてだという乃々華に、壱馬が手をとってスケートを教えていた

壱「そう。そうやって･･･、今度そっちの足を･･･そ！出来てるやん笑」

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壱馬が身振り手振り教えたおかげで、乃々華は1人で滑れるぐらいまで成長していた

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乃「わたし結構センスありますかね･･･笑」

壱「あるんちゃう？笑、･･････ほらっ、あそこ見てみ？笑･･･Aちゃん全然前進んでへんで笑」

乃「ほんとだ･･･笑、なんかかわいい笑」

壱「ほんまかわいいよな･･･笑」

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横『いや！今の聞きました？Amiちゃん！』

A『なにー！あの本音がポロリとでちゃった感じ！』

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壱「･･･俺、ちょっと行ってくるわ」

乃「･･･っうん！･･･行ってらっしゃ、い」

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小さく手を振って壱馬を送り出した乃々華は、Aのもとへ行く壱馬の後ろ姿を見て、ゆっくりと息を吐いた

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松『壱馬いいやつだな～』

神『すごい優しいですね』

横『でも、誰にでも優しい感じが絶妙にオオカミっぽいんですよね～w』

A『それはAmiもちょっと思っちゃったw』

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