大人になったら (ページ28)

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ーJS sideーページ28

「あ～隣がチソンアで良かったよ(笑)」

ジャンケンで見事ヌナの隣を勝ち取った僕は
ヒョン達に恨まれながらもヌナと2人席に座ってる

「ドンヒョガだったら寝させて貰えないしね」

どんな理由でもヌナに喜んで貰えるなら僕も嬉しい

窓の外の景色見たいでしょ？って
僕のこと子供扱いして無理矢理窓側に座らせてきたのは
ちょっと嫌だったけど...

チラッと隣を盗み見ると
まだ飛行機が動き出してもないのに
ヌナの頭はカクンッと傾いてる

もう寝たの！？早...

ちょっと話したかったのにな...

僕に窓側を譲ったから通路側の席で
もたれ掛かる場所がなく少し寝にくそうなヌナ

...まぁ寝てるならいいか

起こさないようにそっと
ヌナの頭を僕の肩に引き寄せてあげる

恥ずかしいけど
こっちの方が寝やすいでしょ？

隣にヌナの温もりを感じてたら
なんだか眠くなってきた

JS「ヌナおやすみ...」

ヌナのジャンプーいい匂いだな...
なんて考えながら僕もゆっくりと眠りに落ちていった

HC「ヤー！！！！！チソンア！何やってんだ起きろ！！」

JM「チソンアだけずるい...」

目を開けた時には既に日本に到着していて
ヒョン達にヌナから引き剥がされたのは言うまでもない

JN「仲良し姉弟みたいだったよ(笑)」

ジェノヒョンが僕とヌナが肩を寄せあって眠っている写真を見せてくれた

JS「後でカトクに送っといて...///」

JN「りょーかい(笑)」

姉弟に見えるのか...
訳もなく残念に感じながら

ニヤケてしまうのを必死に抑えていた

写真は一生宝物にしようと心に決めた