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間章 ２-２ ページ27
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ーーー静まれ。
ーーーここはお前がいて良い場所ではない。
召喚魔法陣を手元に発動させる。出てきた鎖によって、龍は身動きを封じられた。
左手でもう一つ魔法陣を発動させる。還元魔法陣だ。それは龍の足下に発動し、龍を引きずり込む。
「……ッぅ！暴れるなよ、馬鹿野郎」
抵抗する龍に拘束する鎖を増やした。動けなくなった龍は、そのまま魔法陣に引きずり込まれていった。
「あなたは、何者…？なんで俺の召喚した、暴走していた龍を止められる…？それに、二重魔法陣は禁忌じゃ……」
魔法陣を解除し、彼に向き直って結界も解除させる。すでに傷は全て塞がれており、治癒魔法陣も一緒に解除した。
彼は、何もかもが不思議なようだ。
しかし、それはまだ教えられない。
「もうちょっと未来へ行けば、こんなことすぐにわかるよ。ーーー大ちゃん」
「ぇ……だい……っ？」
余計に不思議そうにする彼に背を向け、その場を離れた。
ーーー
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りんやぶひかLOVE - 凄くおもしろかったです。やぶひか最高ですね。 (2015年11月3日 23時) (
レス) id: 791b797a38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁月 空 | 作成日時：2015年11月3日 0時
