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「しゃーない、やるかなぁ」


自然体に構え、自然を感じる。


ーーーこの世界の人々は、稀に魔力を持って生まれてくる子供がいる。大人になれば自然と消えていく者が大半だが、そうでない者もいる。


宏太は、その稀の稀にいる内の1人である。そうは言っても、まだ20歳を超えたばかりであるが。


彼の魔法は『植物』。特に希少な属性というわけでもないが、コントロールが難しくまた、補助系魔法なので使う者が少ないため特殊魔法とされている。


ちなみにこの『カフェ・ジャンプ』は彼の魔法によって造られた。


また、光も魔法を使う1人である。こちらはまた随分と特殊で、彼以外に扱える者はいない属性だ。しかし、それはおいおいと説明するとする。


体中に魔力を巡らせ、まずは植物が枯れるイメージをする。すると、生い茂っていた草達は瞬時に枯れ始めた。それらは土へと還っていく。


次に取り出した小さな種達。三つまみほどばら撒き、そこにまた今度は土に手を添えイメージする。


小さく生えてきた草。裏庭へ出る扉から道を作り花と草を丁度いい程度に成長させる。


「おし。こーんなもんかな〜」


「薮、朝飯……っておぉ!いいじゃん!」


朝食に呼びに来た光の輝かせた瞳を見て、宏太は朝からの労働の疲れも吹き飛んだ。気がした。嬉しさに目を細めながら、カフェ中へ戻ったのだった。


ーーー

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りんやぶひかLOVE - 凄くおもしろかったです。やぶひか最高ですね。 (2015年11月3日 23時) (レス) id: 791b797a38 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暁月 空 | 作成日時:2015年11月3日 0時

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