ルナの小説ネタ帳2 (ページ46)

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25個目　リアルアカウント　19話ページ46

あれは勢いでenterボタンを押した

そうすると、周りの歯車が周りゴゴゴゴと音がなって
扉が上に上昇していく

後ろを見るといつの間にか、ユウマさんはいなかった

ユウマさんには説明したし、問題なく扉は開けれるだろうと思い、参加者以外が入ってくるのも嫌なので扉を閉めてから、中に入った

想像通り中は、最初に俺らが集められた場所、リアアカ空間だった

やっぱり現実だったのか、周りには死体が山積みされている

死臭が漂っていて気持ち悪い

どこから入ってきたのか分からないが、ハエもたかっている

『リアアカ空間に来たけど、これからどうすれば良いんだ？』

『てか、なんで全然人がいないんだ？スタート地点がゴールって言ってたじゃん』

『どういう事？他にスタート地点ってあったっけ？』

周りを見渡しても、死体、死体、死体、生きている人が全然いない

見渡していると、ステージのような所に"ゴール到着者待ち合い室"と書かれている看板と、下に続く階段があった

・・・・てか、床が血溜まりになってて気持ち悪い

とりあえず、下に行ってみるか

下には、大勢の人・・・って程でも無いが、数人の人と額に本物と書いてるマーブルがいた

「おぉ！！まだ来てくれる人がいた！！」

赤い髪の毛の暑苦しそうな男の人が大声を出しているが、俺はそれを無視して、奥のソファに座った

壁ににかかってある時計を見ると時間は4時、周りの人は、あの男の人以外は寝ていたり黙っていたりしている

ユウマさんが通知が何ちゃらって言っていたから、GPSをオンにしていた人は自分の行動が大勢の人に伝えられて、まともに寝てないだろうし

まぁ、4時だからな眠たいんだろう

俺は、たまたま最初からGPSオフにしてたから関係なかったけど・・・

オンにしてたら、俺もこんな風になってたのかと思うと、少し気分が悪くなる

・・・・・ゲーム終了まで後3時間、眠たくも無いし、超絶暇なので、ゲームして待つことにした

・・・配信したいけど、周りのやつらに睨まれて出来なさそう

ゲーム終了1分前程になった時、蔵科ミズキさんがやって来た

3時間俺はずっとゲームをしていた

みんなが静か過ぎて、部屋はゲーム音だけが響いていた

気まずかった

ゲームが終わったのか外からたくさんの叫び声が聞こえてきた

「あららー、最後の最後にたくさん死んじゃったみたいですねぇ」

あ、やっとみんな動き出してくれた