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廉side
今日は仕事が休みやからまたAの所に行く。
昨日は不安で泣いとったけど、今日は大丈夫やろうか。
心配やけど、Aが俺の前で泣いてくれたことがたまらなく嬉しかった。
心が許されとるみたいで優越感やわ。
Aの部屋の前まで来ていつものようにノックする。
が、返事がない。
いつもは明るい「はーい」とか「どーぞー」とか言ってくれんのに。
不思議に思ってドアを開けると案の定Aはおらんかった。
トイレにでも行ったんかなと思っとったら後ろから声が聞こえた。
ゆめ「Aなら散歩だと思うよ。この時間はいつも散歩だから。
今なら、中庭の方にいると思うけど。」
廉「そうなんですね。行ってみますわ。」
ゆめさんに言われて中庭の方に行ってみる。
中庭にはたくさんの植物が植えられとって、自然豊かやった。
そこのベンチに座って、木を見上げてるAがいた。
その横顔は綺麗すぎて、この世の人とは思えなかった。
廉「A。」
『廉。』
俺が名前を呼ぶと、嬉しそうに顔を緩ませる。
期待させるような顔をして。
そのままAのほうへ向かって、ベンチのAの隣に座る。
廉「散歩しとったん？」
『うん。日課だからね。』
廉「俺が明日行く言うたんに、病室行ってもAおらんし。」
『んふふ笑ごめんね。でも、日課だもん。
いつ来るか言ってくれたら、時間ずらしたんだけどね。』
Aは別に悪くないんに謝ってくれるところ。
ますます好きになるわ。
廉「じゃあ、今日はずっと俺と一緒におってな。」
『いいよ。』
そう言ってAは、静かに笑った。
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あお(プロフ) - しおりさん» ご指摘ありがとうございます！ただいま直させていただきました！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年12月23日 6時) (
レス) id: caf84586fd (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 主人公ちゃんの名前が夢主の名前じゃなくて主様のお名前になっちゃってます、、 (2020年12月23日 0時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - VI１１２９さん» ありがとうございます！はじめてコメントをいただけたのでとても嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2020年7月1日 23時) (レス) id: caf84586fd (このIDを非表示/違反報告)
VI１１２９ - 普通に面白いですね！！これからも投稿頑張ってください！！ (2020年7月1日 22時) (レス) id: f229e58355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬん | 作成日時：2020年6月28日 21時
