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そう言うとジェシーは持っていた巾着袋の中から女子みたいなポーチを取り出して、俺に絆創膏を貼った。

黒「ふふ…ジェシー絆創膏なんて持ち歩いてんだ」
赤「普段は持ってなんかないよ…笑」
黒「?…じゃあなんで…」
赤「北斗の事だから慣れない下駄履いてきて、靴擦れとか起こすかな〜って思ってさ…
妹から借りてきた…笑」

そう言って笑う君は不覚にもとてもカッコよくて
思わず俺は下を向いた。

……………俺、今絶対顔赤い………

赤「あっ、花火始まるみたい!!!」

そのジェシーの声を聞き、ゆっくりと顔を上げると
ドン!っと言う音と共に空1面が花火で埋め尽くされていた。

黒「…凄い………綺麗…」
赤「ね………めっちゃ綺麗だ」

今まで何回も花火は見てきたはずなのに今回の花火は一段と綺麗に輝いて見えて、圧巻の景色だった。

赤「…北斗、ちょっといい…?」
黒「うん?何どうした、ジェシー?」

そろそろ花火も終わりに差し掛かった頃、ジェシーが何か真剣な顔でこっちを見てきた。

赤「初めて…北斗に出会った時に一目惚れして、
その勢いのままあの時は急に告白しちゃったけどもう1回言わせて欲しい…」


赤「北斗の事が好きです…
俺と、付き合ってくれませんか?」

いつも余裕そうな顔をしているジェシーの余裕がなさそうな顔に俺は思わず笑ってしまった。

黒「ふっ……ははははは!!」
赤「ちょっと!俺、めっちゃ緊張してんだからね!」
黒「うん、、知ってる」
赤「…返事……聞いてない」

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作者名:美奈 | 作成日時:2021年5月21日 0時

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