遠回りの先に（Jesse×Hokuto） (ページ7)

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ジェシーに告白？されてから数ヶ月後。

特にあの告白以降、大きな出来事があった訳でもなく
俺たちは”友達”として毎日を過ごしていた。

そんなある日。

赤「ねぇ北斗…この日って空いてる？」
黒「…空いてるけど、何で？」
赤「…！…一緒にお祭り行かない？」
黒「お祭りかー…うん、いいよ」
赤「よっしゃ！楽しみだな～」
黒「樹と3人？」

お祭りとかもう何年も行ってないし何なら友達とは今まで1度も行ったことがないから俺はめちゃくちゃ舞い上がっている。

行くなら多い人数の方が楽しいしね！

赤「…俺と2人なんだけど、どう？」
黒「え、樹は？」
赤「あいつは恋人と行くってさ」
黒「あ！…京本先輩？」
赤「そう」

樹は噂通り1個上の京本先輩と付き合っていて、俺も何度かお会いしたことがあった。

いつもはクールな樹がデレデレした顔で先輩の事を見ている姿を見ると先輩はめっちゃ愛されているんだなということが分かった。

…俺はちょっとだけ馬が合わないかも…？

赤「それで…どうかな？」
黒「…2人でもいいなら…ぜひ」
赤「！！…やったね！！
じゃあまた時間とか連絡するわ！」
黒「はーい」
赤「あっ北斗、浴衣だからね！」
黒「はいはい…笑」

浴衣か…
母さんにやってもらうか…