遠回りの先に（Jesse×Hokuto） (ページ18)

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ジェシーと恋人になってからなんの不満のない
日々を過ごしていた。

赤「北斗ー、ここ教えて！」
黒「どこ…？…あー、ここは冠詞だからこうなって
って…これ英語じゃん…笑」
赤「文法は苦手です…」

こんな感じでくだらない毎日を過ごしていた。

けど…ある時からジェシーの態度が急に変わった。

黒「ねぇジェシー！今日さ……」
赤「ごめん……今日は予定あって…」
黒「あっ……そっか……」

黒「あ、ジェ……」
赤「ごめん北斗…今日も……」
黒「…うん、、分かった」

なんの前触れもなくジェシーが冷たくなったんだ。
その時は忙しいんだろうと思ってそこまで気にしてなかったんだ。

青「…で、ジェシーと話さなくなってもう2週間が
経つと……」
黒「俺、、なんかしちゃったかな」
青「いやー…俺と話す時はいつものあいつだしな…」
黒「…嫌われた？」
青「それはないと思うぞ？
だってあいつ一昨日も北斗の話してたぞ？」
黒「じゃあ……なんで」
青「でも確かに最近あいつバタバタしてるよな」
黒「…うん」

樹の言う踊り、ジェシーは最近常にバタバタしていて
朝もいつもは遅刻しないのに遅刻したり、放課後も最後まで友達と話すタイプだったのに今ではHRが終わったらすぐに家に帰っていた。

…何かあったのか……？