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青「よっ!久しぶりだな、北斗」
黒「……久しぶり」
青「元気だったか…?」
黒「…まあ、なんとか」

仕事終わり、指定された店に行くと店の前で見慣れた
姿を見つけた。樹は相変わらずチャラっくて高校の時から何も変わってない私服を見て、樹は樹なんだなと
1人で少し安心する。

店の中に入って、適当に酒やらつまみやらを頼んで
2人でどうでもいい世間話をした。

しばらくして、2人共いい感じに酒が入ってきた頃に
樹が口を開いた。

青「……お前…まだあいつの事…」
黒「………………なんだよ、急に」
青「ジェシーが…あんな事になってからお前、、
ずっと辛そうにしてる」
黒「何言ってんの…もう9年も前の話だよ?」
青「でも…!」
黒「……それに、俺は…もう…
二度と関わるなって言われた人だからさ…」
青「…北斗、、」

そう、これは俺が一生背負っていく重い、重い
十字架なんだ…。

俺達は最初から間違っていたんだよ

青「あの件は誰も悪くない…
誰も悪くないんだよ……」
黒「…ありがとう、樹」

そうだ…樹はあの時もずっと俺の隣で俺の事を気にかけてくれてた。
やっぱ何も変わってない。自慢の優しい友人だ。

黒「そういえば…京本先輩とはどうなの?」
青「……最近は子供の世話で忙しくしてるよ」

急に話題を変えた俺にどことなく不満そうな顔をしている樹だけどすぐにそこは切り替えてくれた。

…もう出来ればその話をしたくなかったから

黒「今何歳になったんだっけ?」
青「3歳と1歳」
黒「うわぁ…めっちゃ可愛い時期じゃん」
青「もう毎日賑やかで大変だわ…笑」

樹が高校を卒業した後に2人は式を挙げた。
その後、2人の子宝にも恵まれて幸せそうな生活を
送っている。

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作者名:美奈 | 作成日時:2021年5月21日 0時

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