人骨が一本。 ページ11
noside
AAが深夜に騒いだ。
あれから調香師が彼女に飯をあげに行っている
らしいが、Aの体は少しずつ窶れてきている
ようにも見受けられる。
しかも、出血量がとても多い。
「彼女、痩せたわね‥」
「どうかしたの？エミリー先生？？」
「いえ、‥ただ‥‥孤 児みたいだから‥」
AA誰にも助けられない
醜い、嫌われ者のサバイバーだ。
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
夢を見ていた。
いつか私も、お姫様になれるって。
『まま！わたしね？ぷりんせすになりたいの！』
幼少期、空気の読めなかった私は
話しかけるなと言わんばかりの親に話しかけ
殴られ、外に出された。
「お嬢ちゃん、お家の前で何をしているんだい？」
話しかけてきたおじさんに
『ままにきえてよ！！っていわれちゃって‥』
それを聞いたら、おじさんは納得したようで
おじさんの家に連れて行ってくれた。
私は4年間家に帰れなかった。
閉じ込められていたから。
「Aちゃん‥Aちゃん‥」
『おじさん、私がお話聞いてあげるよ』
監 禁されていた頃、私は空気を読むことを学んだ。
4年目の冬、私が12歳の頃
おじさんが捕まりかけた。
「君は、こいつに閉じ込められていたんだね？？」
私は
『私がおじさんのお家に勝手に入ってました
ごめんなさい、おじさん。警察さん、パパ‥ママ‥』
そして、
中学3年の頃。
小学生の頃4年間も学校に行っていなかった私に
授業は難しかった。
だから、空気の読めない人にならないようにするために‥
勉強を死ぬ気でやった。
私の唯一の話相手である友達には
「サボったんでしょ？だからそんなに点数が低いのよ」
そう、言われた。
空白の四年間の学習をしていたら自分の学年の学習が全くできていなくて、結果が赤点だったのだ。
それをみて、嘲笑う
友達こと3桁満点の再生紙を持つ彼女。
いや、ちがう。
私は授業をしっかり理解していたから全て解いた。
彼女はいつも寝てばかりで先生に抱きついてばかりで‥
いや、こんな考えはよそう。あまりにも酷い。
入試の前日。
親に暴 言・暴 力により意識不明の重体。
その先は荘園での生活がまっていた。
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月奈巍兎 - びーにーるー瓶さん» めちゃくちゃ感動した、、、死ぬとハンターに来るっていう展開が好きです！！病み系かこうかなーーｱ,ｱﾊﾊﾊ これからも投稿頑張ってください！！！ (2023年1月17日 17時) (
レス) @page46 id: 21a9dbef2f (このIDを非表示/違反報告)
お豆腐(プロフ) - 全私が泣いた、 (2020年2月3日 0時) (レス) id: 4dd9818095 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 最推しの解釈が一致しすぎて天を仰ぎました。さすマリー私の天使。以上です (2020年1月27日 23時) (レス) id: 7e642423a0 (このIDを非表示/違反報告)
びーにーるー瓶(プロフ) - ありがとうございます！！凄く嬉しい……！ (2020年1月2日 11時) (レス) id: 2aff4a3461 (このIDを非表示/違反報告)
こんにゃく、 - いやぁ〜！！めっちゃいい話！！感動しちゃったわ (2020年1月2日 1時) (レス) id: 2789eeae11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びーにーる瓶 | 作成日時：2019年9月3日 21時
