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ある日、イエナにちょっと用事があってそっちの宿舎へ。
本当にちょっとした用事だったから、なんだか勿体なくてついでにそこで少しだけくつろいで帰ることにした。

イエナの部屋を出てリビングに向かうとソファに1つの人影が。ハルヒョンがテレビの音を聞きながらスマホを眺めている。

そういえば最近ヒョンとスキンシップとれてないな〜と思って、無遠慮にヒョンの上に座った。うーん、最高の座り心地!


「うわっ」

HN「へへっ、やっほーハルヒョン」

「おー、どうしたの?」

HN「イエナに用事があったから。もう終わったけど」

「ふーん」


まったく興味なさそうだけど、僕のお腹に腕を巻き付けて肩に顎を乗せているあたり、すぐすぐ帰らせる気はなさそう。

そのまま2人でテレビを見てたら、部屋から出てきたリノヒョンになんかちょっと嫌な顔をされた。それは…どっちに嫉妬してるの?ㅎㅎ


LK「ハルヤ〜、疲れてるなら早く寝た方がいいんじゃないの?ただでさえ人より睡眠時間必要なんだから」

HN「え、疲れてるの?」

「んー、今日ダンスの練習のあと個人でボイトレ入れたから……」

HN「あぁ…だから声いつもより小さいんだㅎㅎ」


リノヒョンは ここで寝落ちしないように気をつけてよ と言って水を取りに行った。

ちょっとしたらフィリックスとイエニも出てきて、コンビニに行ってたらしいスンミニも帰ってきて、全員集合。

宿舎にいた2人もハルヒョンに「疲れてるでしょ、眠くない?」と声をかけていたし、スンミニもついでにはちみつを買ってきたみたいで喉休めて〜と言っていた。愛されヒョン。


その後もなんだかんだ誰も部屋に戻らず全員で雑談しながらテレビを見ていたけど、さっきからハルヒョンのあくびの回数が増えている。体温が上がってるのか温かいし、呼吸も深くなって後ろで上下しているのも感じる。


眠いけどみんなと一緒にいたいのかな?可愛いヒョンだね〜と思ったけど、おれがいることで部屋に戻りにくくなっているのかなとも思うと急に申し訳なくなってきた。

次テレビがCMに入ったら帰ろうと考えていたその時…左耳に温かい感触が。


HN「うぉっ…」

FL「え」

LK「あ」

「……?……!?!!?」


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作者名: | 作成日時:2023年4月23日 19時

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