〇 リストカ〇ト 2 ページ5
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「……なぁ、昼食の時くらいﾘｽﾄﾊﾞﾝﾄﾞ外したら？」
練習が終わっても
着替える時でも
今のような昼食時間でも
リストバンドを外さない氏原への
疑問と疑いはますます深まっていった。
『んー、別にいいじゃん。』
「外せない理由でもあるん？」
『っそ、そんなこと…！』
「いつまで隠すの？いつまで嘘つくの？
……俺たち仲間でしょ？」
そう言われると何も言い返せない氏原。
下を向いて俯くことしか出来なかった。
普段3人には滅多に嘘をつかないからか、
彼女の精神的にも辛いものがあった。
上手く隠し通すなんてことは
嘘が下手な彼女には無謀だった。
「……外すで…？」
リストバンドの
「「っ！！」」
下に隠れていたのは
「やっぱりね……っ。」
痛々しく刻まれた傷。
「…っ何でこんなこと…」
『…ごめんなさっ…』
「俺らってそんなに頼りない？
……こんなことするぐらい悩んでたなら
言ってくれればよかったのに。」
痛々しい傷はそう深く切れているようではなく、
まだ少なかった。
けれど、もっと早く問い詰めていれば…と
悲しみを隠しきれていない3人。
『…本当にこのままでいいのかなって。
そう思った途端に疲労が一気に溜まっちゃって。
……自分が本当に必要とされているのか
不安になった。』
氏原の様子は今までで一番
儚くて、消えてしまいそうなくらいだった。
我慢できず、高橋は氏原を抱きしめる。
「ごめんね、気付いてあげられなくて…っ」
「もしも、絶対ないけど世界中の人が
Aのことを必要ないって思っても、俺らが
Aを必要としてるから。」
『廉…っ！』
「Aには俺らがおるよ。俺らだけじゃなくて、
他のJrも。やから、もっと頼って？」
「もう、自分を傷つけんとって？」
美しい友情によって、1人の人生が救われた。
持つべきものは、やっぱり友なんだろうか。
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saku(プロフ) - リクエストで長妻怜央君とお家デートお願いします。 (2017年12月28日 6時) (
レス) id: e9d046ca5e (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - リクエストを書いて頂き有難うございました(＊´ｖ｀)最高に面白かったです！有難うございました。 (2017年11月13日 10時) (レス) id: ef5d604c0f (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - リクエストですが昨日のJr.dexのお話をもし可能でしたら書いて頂けると嬉しいです^^*こちらのお話はお気に入り登録するくらい大好きなお話なので更新楽しみにしております！ (2017年11月12日 17時) (レス) id: ef5d604c0f (このIDを非表示/違反報告)
りんりんご(プロフ) - 遅れてしまいましたが誕生日おめでとうございます！！これからも応援しています！！ (2017年10月23日 8時) (レス) id: 37f3f16745 (このIDを非表示/違反報告)
☆燐★(プロフ) - あみさん» 私もですw (2017年10月15日 11時) (レス) id: 1adf1a0c36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん。 | 作成日時：2017年8月27日 19時
