ラスボス系女子は人質に向いてない【3年A組】

第23話 1日目の夜 ページ24

これで今日は終わり…そんな雰囲気だった。



けど、まだやることが残っていた。






柊「さてと、不正解だった場合ペナルティーが課せられるんだったよな？」



その言葉で少し安堵していた皆の表情が一気に強ばる。





諏「待ってよ!!!マジで殺す気!?」







諏訪ちゃんのその言葉にぶっきーは「当たり前だろ」とかえし、「誰にしようかな」と人差し指で1人ずつさしていく。








先生の目は、本気だった。


皆もそれを分かって、本当に誰か死ぬと察したのだろう。




抗議の言葉を各自口にしだした。





真「何なんだよ!そんなん無茶苦茶だ!!!」

秋「ぶっきー 今なら引き返せるよ!?」

浅「先生!目を覚ましてください!!!」

河「そんな事したってすぐに警察に捕まるだけ!!!」

堀「今逮捕されたら間違いなく実刑ですよ!?分かってるんですか!?」





皆が必死に止めようとした。


犯罪や法律を出して、止めようとした。









けど 誰にしようかな と口ずさみながら動く人差し指が止まることは無かった。

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