第31話 1日目の終わり ページ33
柊「今日の授業は終わりだ」
もう動かなくなってしまった中尾を引きずりながらぶっきーはそう言って教室をあとにした。
「蓮…」と名前を呼びながらすすり泣く水越ちゃんを慰める女子。
嘘だろ…と言ったような表情を浮かべながら天井を見上げる男子。
目の前で人が殺されるなんて、しかも友達が。
そんな事初めてで恐怖よりも先に驚きが勝っていた。
けどやっぱり最終的には恐怖が勝っちゃって、今になって手がカタカタ震えてきた。
甲「お前、あんな大声出せんのな」
貴「当たり前でしょ。私をなんだと思ってんの。」
甲「地味にびびったわ」
貴「そのまま頭打ってお空に行っちゃえば良かったのに」
甲「あ?」
貴「なんでもないっす」
甲斐とそんな他愛もない話をしてると少し震えが収まってきた。
甲「…落ち着いたかよ」
…え
もしかして、私のためにこうやって接してくれてたの?
貴「良い奴かよ…」
甲斐はめっちゃ良い奴でした
1932人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
虚無子(プロフ) - 愉快さん» コメントありがとうございます!!すみません、甲斐くん推しでもあり里見くん推しでもあるので…。これからもっと甲斐くんのカッコいいシーン書くので楽しみにしててください!!! (2019年2月17日 15時) (レス) id: c49ba74712 (このIDを非表示/違反報告)
愉快 - すまんよ里見くぅん……守るってかっこいいけど甲斐くんにしてもらいたかっt(( めちゃくちゃ面白いです!まだ続きはあるからニコニコしながらよもう(⌒∀⌒)ニコニコ (2019年2月17日 0時) (レス) id: 4bf9ca60f2 (このIDを非表示/違反報告)
虚無子(プロフ) - momoko31basukemさん» コメントありがとうございます!これからもどんどん吹いてください!!! (2019年2月16日 23時) (レス) id: c49ba74712 (このIDを非表示/違反報告)
虚無子(プロフ) - ライムさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!!! (2019年2月16日 23時) (レス) id: c49ba74712 (このIDを非表示/違反報告)
momoko31basukem(プロフ) - ごめんなさい。誰かピアノ弾いてんので吹きました。 (2019年2月16日 21時) (レス) id: 35ffdb5014 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:虚無子 | 作成日時:2019年2月5日 18時