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ギョンス君に「行かないで。」と言われ手を掴まれたままの私、、。
ギョンス君に手を握られ不謹慎だけどドキドキしてる、、。
当の本人ギョンス君はスヤスヤと寝息を立てている。
まだ熱あるか確かめる為に手を掴まれてない方の手をギョンス君のオデコに当てる。
あつっ、、。氷枕ぬるくなってる、、。
「ギョンス君、タオル濡らしてくるね、、。」
タオルを濡らし ギョンス君のオデコに置く。
ギョンス君、、辛そう、、。
お粥作ろうかな、、。
ギョンス君の部屋のキッチンを借りて玉子がゆを作る。
ギョンス君 良くなるといいな、、。
「Aちゃん...？」
「あっ。ギョンス君、、具合大丈夫？起こしちゃったかな、、？」
ｷﾞｮﾝｽ「寝たらちょっと良くなったかな、、。」
「よかったー、、。っあ！ごめんね、、キッチン借りちゃって、、。」
ｷﾞｮﾝｽ「ううん。何作ってるの？」
「玉子がゆだよ。」
部屋着姿のギョンス君が近くに来る。
ｷﾞｮﾝｽ「おいしそ、、。」
「まだもう少しかかるから寝てていいよ？」
ｷﾞｮﾝｽ「、、うん。そうするよ。」
ギョンス君の口に合うといいけど、、
玉子がゆを作り終わり、ギョンス君の部屋へ行くとギョンス君は横になりながら目を開けていた。
ｷﾞｮﾝｽ「Aちゃん、ありがとうね。」
「大丈夫だよ。おかゆ食べれるかな、、。」
私はギョンスの体を支えながら起き上がらせる。
スプーンでおかゆを掬ってギョンス君の手に持たせようとすると、、
ｷﾞｮﾝｽ「食べさせて？」
え、、、ギョンス君、、。
「あ、うん、、。」
ギョンス君に食べさせるの緊張する、、。
私はギョンス君の口にスプーンを入れる。
「どう、、かな、、？」
ｷﾞｮﾝｽ「うん。美味しい。」
「ほんと！？嬉しい、、。」
ギョンス君は私の作ったおかゆを完食してくれた。
ｷﾞｮﾝｽ「ごちそうさまでした。ありがとう。」
「はい。こちらこそありがとう。」
ｷﾞｮﾝｽ「うん。ちょっと熱測ってみるね。」
ピピッ！
ｷﾞｮﾝｽ「あ、36°だ。さっき測ったら38°だったから大分下がったね。」
「ほんとだ！よかった、、。」
ｷﾞｮﾝｽ「Aちゃんが看病してくれたおかげだよ。」
「いやいや私は何もしてないよ、、。」
ｷﾞｮﾝｽ「ううん。おかゆ作ってくれたり、タオル変えてくれたり色々してくれたよ。感謝しかないよ。」
「あ、ありがとう。」
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作者名：モンムル | 作成日時：2020年8月19日 17時
