この世界の片隅で (ページ9)

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4話ページ9

ラギーsied

扉が開く。

俺たちはスッッゴクドキドキしながらその扉を見つめる。

ラギー
『あっ…、』

そこにいたのはまぁ若干予想はしていたが、ナイトレイブンカレッジ時代、俺たちがよく気に掛けてた一年生達だった。

まだ幼い子供の姿ではあるが、その面影は確かにある。

エース
「あっ！博士だー！」

ユウ
「ほんとだー！」

グリム
「お前ら落ち着くんだゾ！」

セベク
「そうだ落ち着け!!!」

相変わらずｺﾛｺﾛとじゃれあってる。

ラギー
『博士、こいつらはだれっすか？』

博士
「この子達は皆の弟たちだよ。」

予想していたどうりの答えが返ってきた。

こんなにﾄﾞﾛﾄﾞﾛしたところなのに、こいつらと来たらなんでこんなにｷﾗｷﾗしてるんすか…？

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レオナsied

扉が空いたらまだ幼い、しかも記憶もなさそうな草食動物達がいた。

俺達がいたからコイツらも居るとは思っていたが、記憶がないのは予想していなかった。

ここにいる全員が覚えているもんだと信じきっていたから。

でも、記憶がないのにどうしてここにいるのか…

なんでそんなに瞳を輝かせていられるのか…

不思議で不思議で堪らない。

博士
「私は、席を外すが皆仲良くやるんだよ。」

一年生
「「「「「「ハーーイ!!!!」」」」」」

レオナ
『ちっ…少しは静かに返事しろ。騒がしい…』

ジャック
「お兄さん！」

レオナ
『あっ？』

ジャック
『お兄さんの名前は何て言うの？』

名前を聞かれた。

俺は、心が暖かくなったと同時にとても心がいたくなった。

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少しだけ内容を変更しました。

これからも楽しんでみてください。