この世界の片隅で (ページ6)

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1話ページ6

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真っ白な部屋、白い家具、白い服

白衣を着たたくさんの大人達。

そして…

前世の記憶を持つ子供達がいた。

レオナ
「おい、全員今何歳か分かるか？」

リリア
「わしとマレウス、レオナは11歳じゃな。」

ヴィル
「あんた達以外の元三年生は、10歳よ。」

リドル
「僕たち元二年生は、9歳です。」

イデア
「オルトは、８歳だよ。」

アズール
「そういえば、マレウスさんはどうしたんですか？」

カリム
「マレウスはさっき博士達に呼ばれて別部屋に行ったぜ。多分個性の定期検査だと思う。」

今その部屋にいたのは、こことは別世界の場所ナイトレイブンカレッジの各寮長達がいた。

リリア
「してレオナよ。わしらに何か聞きたいことがあるのでわないか。」

ヴィル
「聞きたいことは、全員一致しているはずよ。私も、そしてここにいない奴らも全員もね………」

レオナ
「…………じゃあ全員に聞く。
………ここにいない、各寮の一年達がどこに居るか
知ってるやつは居るか？」

全員
『……………………………、』

その場に居る全員が黙った。

それもそのはずだ、何故なら彼らが人一倍気にかけていた一年生がその場にいなかったからだ。

だれ一人心当たりはない。

だけど確実にあの時、あの場所にいたのだとだれもが覚えている。

カリム
「…………なぁ、ここにいる全員一年知らないか？」

リドル
「…いや、誰も知らないと思う。ここに来て思い出したことも多いと思うから…」

ヴィル
「私もそうよ。………恐らくここにいる全員が、……ね？」

そうだ、

彼らは、前世の記憶を持ってい

残酷な人生の最後も、

取りこぼしてしまった命も……。

だが何かが足りなかった。

自分達に大切なもの達がそこにはいないのだから。

その部屋にいる全員が混乱していた

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こんにちは!!

happyFlowerです。

遅くなってごめんなさい…

これからは、のんびりと投稿していきます。