97匹目 ページ3
【爆豪side】
A｢後悔、しないでね｣
Aはそう言って笑った
それも苦しそうに
わけが分からねぇ
ただ個性を発動するだけだろ？
なのに俺を傷つけたくないからとか言いやがって…
俺をバカにしてるとしか思えねぇ
爆豪｢後悔？んなもんするかよ、さっさと来い！！｣
Aは、無言で体操着の裾を破った
白い肌の足があらわになる
爆豪｢何して…｣
A｢…半獣、ライオン｣
Aがそう呟くと、Aの両腕と両足が毛むくじゃらになり、
ライオンの前足と後ろ足そのものに変わった
A｢っ…これが、私の個性、猫化｣
A｢ネコ科の動物にならなんでもなれる個性だよ｣
爆豪｢おもしれぇ…！｣
俺は爆破で加速して、一気にAとの距離を詰める
そんな俺を迎え撃ったのは、鋭い爪
爆豪｢っ！｣
直ぐに爆破で方向を変えて避ける
近距離戦が得意なタイプか…
なら遠距離からの攻撃で…(｢考える余裕なんてあるの？｣
爆豪｢っ！(ｿﾞｸｯ｣
さっきまで目の前に居たAが真後ろに立っていた
距離を取ろうと動くも間に合わず、右腕を引っかかれる
ボタボタと血が落ちる
A｢チーターもネコ科だよ、勝己｣
爆豪｢わーっとるわボケ｣
スピードにあの鋭い爪
一気にきめた方がいいか…
いや…俺が警戒すべきは
爆豪｢USJで見せた氷の個性…｣
あれは一体なんだ？
クソデクの両親もそんな個性は持ってない
突然変異の可能性もあんだろうけど
まず個性2つ持ちの時点でおかしい
半分野郎みたいな感じでもねぇ
A｢…大人しいね｣
爆豪｢考えてるって言え｣
A｢考えたところで、｣
A｢理解できないでしょ｣
耳元でAの声
爆破で距離を取る
A｢珍しく守りに行ってるね、いつもみたいに攻めてきなよ｣
爆豪｢テメェこそ今日は随分おしゃべりなんだな｣
滴る血を拭いながらAを睨む
Aのスピードにも慣れてきた頃
いや、Aのスピードが落ちたと言った方がいいか
俺は何発か爆破を喰らわせられるようになり俺が優位に立った
爆豪｢どうしたどうしたぁ！？んなもんかよ！！あぁ？！｣
A｢っ…うるせぇなぁ…｣
Aはだんだん苦しそうな表情になる
息も上がって反応も鈍くなっている
そして俺は、最大の後悔をすることになった
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あおい(プロフ) - ニャノこさん» お返事遅くなってしまってすみません！！勿体ないお言葉をありがとうございます！！更新頻度上げられるようにもっと頑張ります！！ (2022年4月24日 1時) (
レス) id: 0b69c4b42f (このIDを非表示/違反報告)
ニャノこ - とても面白いです！続きが気になります。更新頑張ってください！ (2022年3月28日 8時) (レス) @page10 id: 7b98f51063 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - ねこまろんさん» コメントありがとうございます！！更新遅いですけど是非待っていただけたら嬉しいです…！！ (2021年10月14日 18時) (レス) id: 0b69c4b42f (このIDを非表示/違反報告)
ねこまろん - 続き楽しみです、、！ (2021年9月15日 1時) (レス) id: 4f44cc63d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2021年8月9日 22時
