クロネコは双子の姉【ヒロアカ】 (ページ39)

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37匹目ページ39

【爆豪side】

クソ髪と同じところに落ちて、そこにいた雑魚を全滅した

さっきのモヤ野郎を殺しに行こうとしたが

─爆破バカ─

不意にAに呼ばれたような気がした

切島｢爆豪？｣

爆豪｢…いや、なんでも…｣

─助けて…!─

気の所為なんかじゃない

Aは俺を呼んでいる

爆豪｢ﾁｯ！｣

俺は弾かれたように部屋を出て、上の階に続く階段を上がった

切島｢爆豪！？待てよ！！｣

A…！

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階段を登ってすぐの部屋に、人の気配があった

爆豪｢A！！｣

俺が見たのは、フードを被った俺たちぐらいの歳の男と

そいつに首を掴まれて絞められているAだった

A｢かつ…き…｣

俺は男を思いっきり蹴り飛ばした

首から手が離れたことを確認するとAの腕を掴んで直ぐに出口へ後退した

男｢痛ったいなぁ…邪魔すんなよ｣

爆豪｢てめぇもヴィランか…Aに何やった！！｣

切島｢爆豪！Aちゃん！｣

俺の腕の中でぐったりとしているA

意識はある

A｢勝己…だめだ…｣

爆豪｢あぁ？！俺は今苛立ってんだよ！！｣

A｢アイツと…戦うな…ﾀﾋぬぞ…｣

普段の俺なら、ここでキレるだろう

俺だって分かる

けど、今は怒りよりも疑問が勝った

男｢さっさとそいつ渡せよ｣

アイツの目は、まるでﾀﾋんでるみてぇだ

やばさが俺でも分かる

A｢なんで…オールマイトさんを狙う…｣

男｢…平和の象徴だから？｣

A｢ふざけんな…！あの人がお前に何をした…！｣

男｢逆に俺に何をしてくれた｣

A｢っ…！｣

Aは無理やり立ち上がった

爆豪｢おいA、どうしたんだよ…｣

A｢邪魔だ…こっから消えろ…｣

切島｢Aちゃん！3人で力合わせたら勝てるだろ！？単独行動は｢黙れ！！｣っ！？｣

爆豪｢A…？｣

いきなり声を荒らげたA

男を睨んで、こういった

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A｢これは私の問題だ…"ケジメ"は私がつける…！｣