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涼介が帰ってシーンとした部屋でさっきの出来事を思い出す。
もしかして…。
なんて、思ってしまう自分がいる。
「明日どういう顔で会えばいいんだろう。」
ふと鏡を見ると、首元で輝くネックレス。
大貴くん…、私どうしたらいい？
大貴くんのことを思い出すと今でも泣きそうになる。
今までの人生で1番好きな人だったから…。
たまに、大貴くんはほんとは生きてるんじゃないかなんていう考えが頭をよぎる。
次の日
涼介「Aおはよー」
「あ、おはよ！」
涼介「あー、ねみぃ。」
なんて言って机に突っ伏す涼介。
「そんな寝方したら顔に跡つくよ？」
涼介「寝れるなら全然いい笑」
私の方を向いて寝る涼介の顔はほんとに綺麗で…、
思わず手が伸びた。
すると、急に掴まれた私の手。
「っ！！！」
涼介「なーにしてんの。」
「あ…いや。」
涼介「誘ってんの？笑」
ニヤリと笑う涼介。
「ばっ！ばか！！そんなわけ…ない！」
涼介「そんな拒否んなよ笑
傷ついたわー」
「変なこと言う方が悪い！」
…なんで。
なんでこんなに胸がドキドキしてるんだろう。
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作者名：りんごあめ。 | 作成日時：2019年4月17日 19時
