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大丈夫っていう涼介を無理やり家に連れてきた。
「今日、両親帰ってこないから大丈夫。」
涼介「そっちのがやべえじゃん。」
「ん？なんか言った？」
涼介「なんもねえよ」
二の腕にある擦り傷に消毒液を染み込ませたガーゼを当てると、涼介は顔をしかめた。
「痛い…よね？」
涼介「っ、ぜ、ぜんぜん？？」
「ふふ、強がっちゃって。笑」
涼介「っせーな笑」
「ん、絆創膏貼れたよ」
涼介「さんきゅ。」
「んね、ゴミ箱涼介の後ろにあるんだけど。」
涼介「入れてみ？」
そう言われたから、精一杯ゴミ箱に手を伸ばす。
すると、急に包み込まれた私の体。
「え、涼介？」
涼介「ちょっとだけ。」
直ぐに振りほどけばいいのに、なんでか心臓がドクドクと音を出してて、
振りほどくことが出来なかったんだ…。
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作者名：りんごあめ。 | 作成日時：2019年4月17日 19時
