検索窓
今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:12,108 hit

8→2/15 ページ8

.




「涼介と有岡さんってどういう仲なの?」





大貴「幼稚園からずっと同じなの!
高校は違うけどね」




涼介「そそそ。兄弟みたいなもんだよ。」




「じゃあ…有岡さんが弟かな?笑」


有岡さんと話してみたかったからこんな冗談を言ってみた。



大貴「なんでだよっ!」




クシャッと笑ってツッコミを入れてくれた。



すると有岡さんが私に向き直った。

「ん…?」




大貴「大貴…って呼んでほしい、です」




顔を赤らめてそう言った有岡さんは、
少し俯いたままこちらを見る姿は見事に上目遣いになってて、ずるいなぁーなんて思った。




大貴「山田のことだって涼介って…呼んでたから。…ダメ、かな?」




「あの…、まだ今は大貴くんでもいいかな…」




私が遠慮がちにそう言うと笑顔を浮かべて



大貴「ぜんっぜんいい!!」



「よかった…!」



ふと大貴くんを見ると、何かを期待したような目で私を見てる。



「え…?」




涼介「大貴くん♡って言ってほしんだろ?」




大貴「おいー!山田ぁー!!!それ言ったらアウトだろ!」




涼介「あはぁー!ごめぇーん」




大貴「このやろう!」



ここは私が察すべきだったよね。



「だ、大貴くん…」




私がそう言うとシーンと静かになった。



「っ…」


恥ずかしい。
やっぱ言わないほうがよかったかな…



大貴「…嬉しい…」




「へ?」




思ってたのと違う言葉で素っ頓狂な声が出た。




大貴「ありがとうっ!」




「い、いや!」

9→←7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
38人がお気に入り
設定タグ:病系 , 有岡大貴 , 山田涼介   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りんごあめ。 | 作成日時:2019年2月13日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。