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大貴くんの病室に行ったら、涼介が言ってた通り、大貴くんは眠ってた。
そして、大貴くんのお母さんがいた。
大貴母「大貴の…お友達？」
涼介「はい。あの、大ちゃんは？」
大貴母「昨夜、痙攣しだしたらしくて…、
お医者さんがどうにか痙攣は止めてくれたみたいなんだけど、意識が戻らなくて。」
「…。」
大貴母「もしかしたら、記憶がこのまま戻らないかもって…。」
「え…。」
嘘だ。そんなの、嘘に決まってる。
あんなキラキラした笑顔を浮かべてたのに、
その笑顔がもう見れないなんて。
大貴くんのお母さんから聞いた話は、信じることが出来なかった。
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作者名：りんごあめ。 | 作成日時：2019年2月13日 18時
