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大貴side
いつ死んでもおかしくないと言われてから
俺はなにをするにも力が入らなかった。
そんなとき、
A「大貴くんっ！」
大貴「A…」
Aがお見舞いに来てくれた。
Aに悲しい顔をさせたくなかったから
俺は必死に笑顔を作った。
そして、医者から最初で最後の仮退院を言い渡されてたからそれをAに伝えて遊びに行くことにしたんだ。
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遊びに行ってAと別れたあと、俺は辛くてたまらなかった。
A「またデートしよう！」
その約束を俺は守れない。
大貴「っ、うっ…、Aっ。」
でも俺はこう思ったんだ。
自分に残ってる少しの時間で、Aと
いっぱいいっぱい思い出を作ろうって。
病院からもう出ることは出来ないけど、
その分たくさんAと過ごそう。
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作者名：りんごあめ。 | 作成日時：2019年2月13日 18時
