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大貴くんじゃないよね？
違うよね。うん、違う。絶対に。
？「誰か救急車！」
そう叫ぶ女の人の横に倒れてる…
「え…、だ、いきくん…？」
嘘でしょ、なんで？？
さっきまであんなに元気だったのに。
「大貴くんっ！！ねえっ！！！」
大貴「うっ…。」
苦しそうな声を出す大貴くん。
そこに救急車が来て隊員さんがストレッチャーに大貴くんを乗せて行く。
隊員「誰かお知り合いの方いませんか？！」
「は、はい！！」
隊員「乗ってください！」
「はい！」
救急車に乗るとすぐに呼吸器を付けられた大貴くん。
力の入ってない大貴くんの手を握る。
「大丈夫だよね…。約束したもん。
呼んだら来てくれるって。」
言葉ではそう言ってても心は正直で、
涙が止まることなくボロボロでてくる。
本当は死ぬんじゃないか…とかいろんな事が頭の中を駆け巡ってる。
ううん、ダメだよ。
そんな弱気な言葉言っちゃ。
「大貴くんっ…。うっ、ううっ。」
生きて、絶対。
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作者名：りんごあめ。 | 作成日時：2019年2月13日 18時
