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涼介「おはよー。」
「りょーすけぇぇぇぇ。」
涼介「なんだよ朝から。」
迷惑そうな顔をした涼介。
紗奈「今週末、男子と遊びに行くんだってよ」
涼介「あらー。」
で？ってニヤニヤしながら私に言ってくる涼介。
コイツ…！
「だから、助けt…「やだね。」…なんでよ！！」
涼介「まあさ、奢ってくれたら助けてやってもいいけど」
ドヤ顔をしてる。
はぁ。でも仕方ないよな。
大貴くんとのデート…ん？デート？デートになるのか…？
まあいいや。
「んー…、わかった。奢る。」
涼介「ん、ならいいよ。放課後な」
涼介が机にカバンを置いて教室から出て行ったとたん、
紗奈「好きな人出来たんだ♡」
「んぐっ！！」
突然言われた言葉にジュースを吹き出しそうになりました。はい。
「ケホッ…、なんで…」
紗奈「バレバレだよ笑」
「あー…。」
そんなにわかりやすいかな…
顔に出てたり？
紗奈「でさ、誰なの？」
「涼介の友達…」
紗奈「ありゃ、それはまた凄いとこ行ったね。
どこで知り合ったの？」
「涼介と帰ってたらたまたま…みたいな」
紗奈「ほおほお。で、その人と遊びに行くわけだ。」
「うん、」
大貴くんの話をするだけで胸がドキドキする。
それは恋をしたこと無かった私には初めての感覚だった。
紗奈が言ってることがこの時初めてわかった。
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作者名：りんごあめ。 | 作成日時：2019年2月13日 18時
