すのさん短編集!

母は偉大なり 岩本家 ページ41

このお話は全てふっかさんsideです。




俺が母親になってもう5年経つ。

息子の真都はどんどん大きくなって最近は照と筋トレするのが楽しいらしい



ラ「ぱーぱ！はーやーくー！」

岩「はいはい(笑)」


ラ「ままぁ？あのね〜きょーね、とおくのこうえんまではしるの〜！」

「そうなの〜？ママはお家にいるからパパとはぐれないように気をつけるんだよ？？」



つい最近まで宇宙語だったのにあっという間に会話出来るくらいにまで成長して歳なのかなんなのかわからないけど涙が出そう



岩「ほら！まい〜行くよ〜！！」


「パパ呼んでるよ？お茶持った？帽子は？」


ラ「もー！ままうるさーい！ぱぱはやくいこー？」


「え！ママショックだよ、まいと〜！」


岩「ふはっ、辰哉何してんの(笑)」



最近じゃ早めの反抗期か！ってくらいには毒を吐く天使になっちゃってやっぱり幼稚園の力はすげぇって感じる今日この頃。




岩、ラ「「いってきまーす！！」」



2人を見送ったらやることも無いしおやつでも作ってみようか、いやでもせっかくだし溜まってる録画番組でも見ようかな


なんて滅多に出来ない1人の時間を満喫した




“ぺちぺちっ”


ほっぺたに小さな手の暖かさを感じて目を開けると外はオレンジ色に染まりつけていたテレビでは見ていたドラマが1話進んでいた


ラ「ままどーしたの？どこかいたいの？」


昼寝なんかなかなかしないから真都は病気じゃないかと心配してくれてるけどただの昼寝です

ほんとにあの気づいたら寝てるよくあるやつ！



ラ「あっ！！」



そう言うと照の方へたたたっっと走っていった

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