犬系彼女(たまに猫) (ページ49)

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その後は二人で言われた通りおうちに帰った。
楽屋からタクシー、家までずっと手を離さずにいてくれたよしくん。

あの件についてはまたよしくんに連絡があるそうでとりあえずゆっくり休めの事だった。

正「はい、紅茶」

「 … ありがとう」

ソファーに俯き加減で座ってると前に置かれたカップ、よしくんも一段落つけば隣に座ってくる。

よしくんの肩に自分の頭を置くように凭れるとよしくんも顔を置きに来るように凭れてくる。コップを置いてはまたそこで手を繋いだ。

すると腕が引かれて向かい合わせになったと思えばよしくんの膝の上に座った私、見つめ合うと恥ずかしくなって目を逸らしていたら名前を呼ばれて不意に線をやると重なった唇。

「 …ん…っ、」

最初はゆっくりだったけど段々重なる回数は多くなり口内でよしくんの舌が当たる。
そのまま目線が変わったと思えばソファーに押し倒され上によしくんがいる状態。

正「 …消毒、していい？」

「 …ふぇ、… 」

正「怖かったら、蹴り飛ばしてええから。」

そういうと目が合うとまたゆっくり重なる唇。そのまま、落ちた。