犬系彼女(たまに猫) (ページ4)

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かなちゃんと、噂の男の子くんとの会食が始まり最初の方はまだ良かった。
アルバイト先のイベントの企画で何を用意せなあかんとか、場所は店内の中のどこを使おうかとか色々打ち合わせの話がもちきり。

男の子はジンジャエールを飲んでかなちゃんは烏龍茶、私はオレンジジュースを手に持ちながら進めていく。

頼んだご飯とかも運ばれてきて楽しくお話しているとかなちゃんが御手洗に行った。
3人の時はかなちゃんもいるからまだ話せたけれど男の子とふたりはよしくんとしかなった事がなく緊張する。

新「 Aちゃんは、彼氏とかいる？」

「えっ…、えと、」

いる、って答えたいけどどんな人が聞かれたらジャニーズだって言えないし…、

「 …い、いない、よ…？」

新「そうなの？可愛い顔してるから、いるかと思っちゃった。」

「あ、らたくんはいないの、？」

緊張して、どう話を逸らそうか色々悩んでるからか吃るような感じな話し方になってしまう。

新「俺もいないー、あ。俺たち付き合っちゃう？」

「 …え…それは、どうだろ… 」

急な展開に驚いちゃって早くかなちゃん戻ってきて、という気持ちが強くなる。よしくんがいないと私何も出来ない…。泣きそう、

か「おまたせー。 A？大丈夫？」

「へっ、あ、うん大丈夫っ、」

やっと戻ってきたかなちゃんは私の顔を覗きこめば心配そうに見つめてくれる、ちなみに私の過去や男性恐怖症なのはかなちゃんは知っている。