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学校に着くと即座にあの人から隠れるように今日1日動いた。
途中、教室まで来て名前も呼ばれて大変だったけどその時はカーテン越しに隠れていた。

その日は何とかあの人に見つからず過ごせた一日。少しでもよしくんと一緒に出たくてHRが終わると早く学校を出る。

最寄りから二駅の為前より移動しやすくなりルンルンになりながらよしくんの学校に向かった。

" 校門で待ってるね、来ちゃった "

と連絡を入れると電話をかけてきてくれたよしくん。

正「あともうすぐで行けるからもう少しだけ待ってて？」

優しい声が電話越し耳に届き更にきゅんってなる。SNSや周りの様子を伺いながら待ってると私の名前を呼ぶ声がした。

やっときた！と思って声の方向へ振り返るとよしくんと、その隣にはかわいい女の子。それにちょっぴり不安をよぎる。

正「 Aごめんな？待たせてもうて」

「ううん、私が勝手に来たんだし…大丈夫！」

正「あ、紹介するわ。どうきゅうせいの花森」

花「どうも、花森凛です。この子が妹さん？」

正「うん、そやで。これで満足やろ？ほら、帰った帰った」

花「ちょっと扱い雑じゃない～？ねえ？仕方ないから帰るけど～じゃあ明日～」

会話の様子を見ているとなんか私が知らないよしくんがいるし私が入れないような空気があってだいぶ嫉妬しちゃった。