実は付き合ってます (ページ10)

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正門side

リチャくんと電話してると起き上がって俺を後ろから抱き着いてくる誠也くんが俺の首やら噛んでくる。

誠『やっと終わったあ？』

なんて無邪気に笑いながら俺にそう問いかけてくる。終わったよ。と返せば更に抱き着いてきて嬉しそうに顔を埋めて来た。

誠『んゎっ … 』

正『何リチャくんに可愛い声聞かせてるん？』

誠『そんな…つもりちゃうもん… 』

さっきまで誠也くんが電話を嫉妬してたけどそんな可愛い顔されると俺まで嫉妬してきて彼を押し倒してはそう尋ねた。

正『今日仕事何時からでしたっけ、』

誠『 13時から～』

彼が言う時間と現時間を見比べると朝の9時。マネージャーが来るまで迎えに来るのは12時だそう。まだ行けるな。

そう思うと俺の中のスイッチがONになり彼の唇、首筋へと口付けを落としていく。

誠『 …まさ、かど…シャワー… 』

正『シャワーは後でいいよ。それに、2人きりの時は？』

誠『 …っ…、よし、のり… 』

ん、よく言えました。と呟きながら彼の頭を撫でると再度口付けを交わす。
誠也くんの唇は柔らかくてキス心地がいい。