実は付き合ってます (ページ19)

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正門side

気が付いた誠也くんから話を聞けばレッスン前にスタッフから水を貰ってその水を飲んでからこのことが起きたんだと言った。

正『 … そのスタッフさん外してもらってもええですか？』

マネ『わかった。それと正門ちょっと。』

俺に話があるのか誠也くんに聞かせたくない話なのかでマネージャーについて行こうとすると裾を握られる。

正『すぐ戻ってきますから。ね？』

末『 …ほん、ま？』

今にでも泣きそうな目をして急なことで怖かったんやろうと不安なんやろなってしみ時にその姿を見て思う。

正『本間です。すぐ帰りますから寝てて？』

離したくなさそうな手を俺が裾から外して頭を撫でてマネージャーと廊下に出た。

マネ『末澤が貰った水には大量の頭痛薬の成分がが入っていたそうだ。さっき警察の人が調べてくれて。末澤はそのスタッフに襲われたんだろうって。だからあいつは解雇するしかない。』

正『 … そうしてください。メンバーをああさせるような人には退いてもらった方がいいです。』

寧ろ、誠也くんが無事でよかった。と聞いてそう思った。