実は付き合ってます (ページ2)

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2人で個室仕様の焼肉屋に着いた。

タッチパネルでお互い食いたいものを頼んでいき物が運ばれてくるまで他愛な話をする。

正『誠也くん、大晴に引っ付きすぎでしたよ』

末『え…そう？』

正『 …無意識…俺心もたへんからね？まあ仕事やからええですけど… 』

良規は意外と嫉妬深い。やからこうやってたまにフラフラしてる俺を注意する。俺はメンバーの中で姫キャラやからフラフラして誰かにひっつき虫するのをしがち。多々無意識。

酷い時は良規がさり気なく撮影中にも腕を引っ張ってきたりして自分の中に収めようとしてくる。

ある程度飯が運ばれてくると良規が基本二人の時は焼く係りで俺はそれを待つ方。

焼かれてる肉を眺めながらある事を思い出す。

末『そう、明後日から東京やから』

正『舞台ですか？いつ帰るんです？』

末『舞台舞台。1週間後かな… 』

正『それはよ言うてくださいよ… 』

末『ごめんごめん、忘れててん』

てへ、と誤魔化すと良規に怒られた。