アイドル大橋くん (ページ3)

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ある日の夜、なにわ男子のある2人がインスタライブをすると知った。
彼の事は出来るだけ見とこうと彼が出て無くても見るようにしていたら大西くんが配信中にかずくんに電話をかけると言い出した。

すると出た彼の声はホントのオフの声。最近ずっと忙しそうだったから大好きなお酒飲めてるのかなとか考えてたら真っ只中で嬉しかった。
明日は長蛇の連勤明けの久々のお休みで私の身体も疲れ切っていたからその声だけでも聞けて嬉しかった。

『 …今日はもう寝よ、』

時計を見ても22時は回っていて睡魔に負けて布団で眠りについた。

待っててくれる？とは言ってくれたものの彼はいつ来るんだろう、と不安になる。
彼の行動は突発性な質だから思いつくとすぐ行動する彼。

一夜眠りにつき昼まで布団の中で過ごしてるとお客を知らせるチャイムが鳴った。
何か郵便でも頼んでたかなと思い出しながらドアを開けるとそこには大好きな彼の姿。

『 …かず、くっ… 』

名前を呼ぼうとすると腕を引かれて容赦なくかずくんの腕の中。久しぶりに感じるかずくんの温もりと匂いに包まれた。

和『 A…、会いたかった、』

『 … かずくん…私も会いたかった… 』

何も知らされてなかったから突然だけど凄く嬉しくて一瞬にして幸せな気持ちになった。